らぁ麺 紫陽花 (らーめんあじさい)。
その店は、感動するラーメンを求め常に探求している私としては、避けては通れないラーメン屋である。
愛知県 醤油ラーメンNo. 1という、輝かしい称号を持つこのラーメン。
今日こそ、その名に相応しいのか、その答えが出る時が来た。
さあ、紫陽花のラーメンで感動できるか!?
紫陽花のカップラーメンを実際に食べました。
そのときのレビュー記事はこちら( ↓ )
⇒紫陽花のカップラーメン!醤油を極めた名店の味を食べてみた!
- 紫陽花には開店前から行列が!
- らーめん紫陽花の駐車場
- 紫陽花の店内
- 紫陽花の調理場はカウンター席から丸見えだった
- 紫陽花の醤油ラーメンが美しすぎる
- 紫陽花ラーメンを食べてのまとめ
- らぁ麺 紫陽花 店舗情報
紫陽花には開店前から行列が!
とりあえず相方を無理やり誘っていざ出陣!
紫陽花へゴー!
そんな感じでスタートし、店に到着したのは開店15分前 。
すでに何人ものお客さんが並んで待っている様子。
しかしそれは想定内のこと。
だが、ここで思わぬ事態が発生!
なんと、駐車場が空いてない!
らーめん紫陽花の駐車場
紫陽花の駐車場は店舗の道路を挟んだ北側に7台分の車が止められるようになっている。
だが、このとき既にここの駐車場は埋まっていた。
まさか駐車場が空いていないとは・・・。
早く来たつもりだったのに、この人たちはいったい何時から並んでるんだろう?
予想だにしなかった事態に焦りながらも、とりあえず相方を降ろして付近の駐車場を探した。
辺りをウロウロして、人生餃子を南進し、2本目を東に進むとコインパーキングを発見。
1時間200円と割高な設定だが仕方ない。
路駐やコンビニに駐車するわけにはいかないので、潔くコインパーキングへ駐車。
少々残念な気持ちになりながらも、紫陽花に戻り、最高尾にいた相方の隣に並んだ。
やれやれやっと並べた。
と、ほっとした途端、店の壁にこんな張り紙を発見。
駐車完了しないと並んではダメらしい。知らんかった。ごめんなさい。
まあ、幸い相方は最後尾だったので、よかったが、今度来るときは気をつけなければ。
相方曰はく、並んでいる間にも、紫陽花の駐車場に入ろうとして、去っていった車を何台も見かけたらしい。
私たちが並んでいると、後ろに続々と待ち客が並び始めました。
紫陽花の店内
しばらくすると開店。
さあ〜いくか!
といっても、15人くらい並んでるから中待合までたどり着けるか微妙なところだ。
イケるか!
しかし案の定、ジャストで中に入れず。泣
俺の人生こんなもんだ。
寒空の下、店の外で5分ほど待っていると入店を許可された。
カウンターのみ10席と広さはそれほどないが、清潔感のあるこぎれいな店内だ。
券売機の前に立つ。
もちろん、オーダーは決まっていた。
- 特製醤油らぁ麺 980円 大盛(ここは終日大盛無料)
それに、昼時には無料になる白ご飯。
ラーメン屋に不慣れな相方にも同じモノを頼んでやる。
ただし、ラーメンは普通盛(白ご飯は食べるらしい)
券売機があるのに、カウンターにもメニュー表がおいてある。
なかなかいい感じだ。
食券を店員に渡した後は、中待合でラーメン雑誌を読みながら席が空くのを待つ。
カウンターに座るのを夢見ながらヨダレを垂らしていると、意外と早く席が空き着席。
どの店でも着席着丼は嬉しい瞬間である。
紫陽花の調理場はカウンター席から丸見えだった
やっとカウンターに座ると、なんと厨房が丸見え。
おいおい見えすぎちゃって困るんじゃ無い?
と思いましたが、見せられるということは、仕事に自信があるという証拠。
どれどれ、仕事見させてもらおうじゃないの!厳しくいくよ!厳しく!ビシバシと!タンスの裏のホコリも見逃さないよ!
そんな邪な考えで厨房を覗くと、そこは、まさに神の領域だった。
メチャクチャ丁寧かつ繊細。
所作の一つ一つから大将の真剣さが伝わって来ました。
非の打ち所がない。
こんなに丁寧に麺を入れる人初めて見た!
素晴らしい仕事ぶり。
ついつい時間を忘れてしまい神の領域に引き込まれてしまいます。
このラーメン屋は非日常的な空間ですなぁ〜
紫陽花の醤油ラーメンが美しすぎる
こうして、しばらく大将の手捌きの中で幻想に浸っていると、
目の前には 桃源郷のような美しいラーメン(特製醤油らぁ麺 980円)が現れた。
うっ、美しい!これが本当にラーメンなのだろうか・・・。
輝く鶏油
鶏チャーシュー
豚チャーシュー
味玉
シナチク
三つ葉
程よく透き通ったスープ
そのスープ越しに見える麺
これらが黄金比で飾られている。
これは芸術作品だ。
あまりの美しさに見惚れてしまい時が止まる。
一瞬、我を忘れる。
が、再び現実に戻り、私は静かに呟いた。
いただきます。
スープを一口飲む。
美味い。 ホッとする味。
見た目以上に濃厚で醤油辛いが、魚介や鶏ガラの味わいが深く、重厚な味わい。
満足しながら二口目を飲む。
あれっ?何処かで飲んだなこの味。
昔からよく飲んでるような懐かし味わい。
3口目を飲む。
あっ!わかった!わかったぞ!!うどんとか暖かいそばの汁に似ているんだ!
なるほどそれで馴染みのある味わいだったのか!
繊細で美味しいはずだ。
出汁が良すぎて和風感全開なのね。
だが、このスープに合う麺は難しいぞ。
麺の実力が試される時!
さあ、紫陽花自家製麺の実力を見せてもらおうか!!
中太麺で若干の平打ちストレート、加水高め、コシは少なめのツルシコ麺。
腰は若干少な目。
こっ、これはっ! スープに全く合わない!
おいおい!なぜこの麺なんだ!
残念すぎるだろ!
この太さの麺では、スープに上手く絡まないし、麺が主張しすぎてスープの繊細さを壊してしまう。
さらにツルシコすぎてスープが乗ってこない。
これでも麺が単独で美味しければなんとかなるもんだが、この麺は飛び抜けて美味しいわけじゃないからカバーできない。
ショックだ・・・。
これなら冷麦やそばの方がスープに合って断然美味しいと思う。
残念ながらゲームセット。
終了だ。
最後に個人的な評価をしますと、
麺60点。
スープが90点
ラーメンのトッピングについては95点
特にチャーシューがいいね。
鶏と豚のチャーシューは脂身もなくて、非常にヘルシーで美味しい。
鶏チャーシューは若干柑橘系?柚子?のさりげない風味があり、豚チャーシューは半分レアのような感じが肉っぽくて素晴らしい。
グッド!
味玉、シナチクも味がしっかりついててさらにグッド!!
ホント麺だけが残念でした。
あとは完璧なのに…。
再訪はありです。
機会があればまた行きたいです。
ただし、 醤油らぁ麺は食べません。
紫陽花の醤油ラーメンは私の求めている味とは全く違ったので、もう二度と食べることはないでしょう。
今度は美味しそうな「つけ麺」をいただきたいと思います。
ごちそうさまでした。
紫陽花ラーメンを食べてのまとめ
外で並んでから食べるまで一時間かかりました。
誤解がないように言っておきますが、紫陽花の醤油らぁ麺は不味くありません。
むしろかなり美味しいです。
がっつり濃厚系がお好きな方には、ちょっぴり物足りなさを感じるかもしれません。
また、あっさり醤油ベースが好みの方でも、よくある醤油ラーメンとは一味違うので、最初は戸惑うかもしれません。
万人ウケするものではなく、非常に好みが別れるラーメンでしょう。
これは憶測ですが、今までのラーメン市場を越えた集客を獲得するために開発された究極のラーメンかもしれません。
紫陽花のカップラーメンを実際に食べました。
そのときのレビュー記事はこちら( ↓ )
らぁ麺 紫陽花 店舗情報
【住所】愛知県名古屋市中川区八剱町4-20-1 コーポ源1F
【電話】052-355-0787
【営業時間】
11:30~14:30 18:00~21:00(火~土)
11:30~15:00(日) 日曜夜営業なし
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日休み)