名古屋市西区に好来系の名店があると知り、前から行ってみたいと思っていた。
その名店が「招福軒(しょうふくけん)」である。
しかも、ここは朝からラーメン(朝ラー)が食べられると言う名古屋でも数少ない店だ。
駐車場がないので、近くのコインパーキングを利用するか、交通機関を利用していくことになる。
招福軒の外観が凄すぎです
入るのに若干抵抗がある店構えは、名店の匂いがプンプンです。
午前9時半前。
中に入ってすぐの食券機で大松(ダイマツ)900円を注文。
大松は、他の店で言うところのチャーシュー麺大盛りかな。
チャーシュー好きの私としては、評価の高いここのチャーシューを堪能しないわけにはいかなかったので、迷わず大松です。
食券を、買った後は空いているカウンター席に座り、食券を出す。
店主との距離が近すぎる招福軒
カウンターのみの店内だがこれが想像以上に狭い!
そして、高齢のオヤジや店員との距離が近い!
近接距離が苦手な人は多分耐えられないでしょう。
まあ、距離が近いのでラーメン作りがしっかりと観られるので私としては楽しいですがね。
しかし、噂には聞いていましたが白い粉末をワイルドに使ってますねぇ〜。
おそらく化調でしょうが、これがオヤジの目分量でドンブリにぶち込まれていきます。
化学調味料については、賛否両論ありますが、私は肯定派ですね。
もともとむかしからラーメンなんてそんなものだと思いますしね。
嫌なら無化調の店に行けばいい。
勘違いしてる人が多いですが、ラーメンはB級グルメです!
化学調味料使ってナンボです。
無化調だ、自然素材だのにこだわる領域のグルメではないのです。
美味ければ問題無し。
そんなことを自問自答しながらラーメン作りを目で追う。
そして、オヤジの見事な湯切りを堪能していると着丼。
招福軒の大松は王道中の王道
大松900円。基本のスタイルですね!そそります。
ウホッ!
超うまそー!
肉厚のチャーシューに極太メンマとネギ。
チャーシューとの調和を乱さないもちもちの中太麺
程よく透明感のあるスープ
不味いわけがない。
いただきまーす!
「うまーい!」
懐かしい味ですよ。
チャーシューとメンマの味付けはラーメン店の王道。
決して外すことのない昭和の味。
とても好きな感じだ。
スープは塩気が効き、奥深い出汁がヤミツキ感を増大させている。
鶏ガラ、豚骨、魚介の奥深いコクがたまりません。
素直に美味い!!
ご飯が欲しくなったので追加注文!
↑ごはん100円(漬物付き)。
スープとご飯が合うんですよ。
ガッツリ食べているとカウンター上に自家製ラー油を発見。
入れないわけにはいきませんよね!
赤い粒を投入!!
劇的にスープの味が変わり、また新たな世界へ!
前の繊細なスープとは別れを告げますが、これはこれで美味しい。
ご飯にもさらに合います。
スープの一滴まで飲み干して完食。
ふぅぅぅ〜。うまかった。
席を立つ瞬間、自然に「うまかったです。」と言葉が出た。
至福の一杯であった。
こんなに美味い醤油ラーメンは「一八(いっぱち)」(無化調ラーメン店)以来か!?
ごちそう様でした。
名古屋・愛知の美味しすぎるラーメン店
招福軒 店舗情報
【住所】愛知県名古屋市西区上名古屋3-8-13
【電話】052-531-2189
【営業時間】 8:30 〜 15:00
【定休日】 毎月2、7、12、16、20、26日
【席数】 9席 (個室・無、貸切・不可、完全禁煙)
【駐車場】 無(近くのコインパーキングをご利用ください)