「萬来亭」の醤油豚骨ラーメンを食べてからと言うもの、家系ラーメンの美味しさを知ってしまった私は、萬来亭以上の家系ラーメンの名店を求めてさまよい続けていた。
すっかり家系ラーメンにハマってしまい中毒患者そのもの。
そんな折、大府市エリアで家系ラーメンの名店があると聞きつけ、知多半島の付け根にある「麵屋 神明((めんや しんめい)」と言うラーメン屋に乗り込んだ。
聞くところによると、この神明は、知多半島エリアで初の家系ラーメンを展開した店であり、不動の人気を誇っているとのこと。
これは行かないわけにはいかな行かない!
いざ神明へ!
麵屋神明の駐車場・店内の様子
大府市の「麵屋神明」。
以前は別の場所にあったが、火事で店が焼けてから現在の場所に移ったとか・・・。
神明に到着したのは午後8時前。
平日の夜とあってか、駐車場にはまだ空きがありスムーズに入店。
待たなくてラッキーだった。
店内は割と広く、カウンターとテーブル席があり、清掃も行き届いてて結構綺麗だ。
これくらいの席数だと余裕があっていい。
だが、入店してすぐには席に座れないのが不満だ。
なぜなら、まずは店に入ってすぐのタッチパネルで注文を入力しなければならないからだ。
ゆっくりと席でメニュー表を見て考えたいのにそれができないのは、悲しい。
それに、タッチパネルの前で迷っていると、次のお客に迷惑がかかるだろうと思うと、焦ってしまう。
そのため、わたしはタッチパネル式のオーダーや食券機が苦手だ。
私はタッチパネルの前で少し不満になりながらも、
- とんこつラーメン 780円
- うずら15個 180円
- ライス 180円
を注文。
注文後は、2人がけのテーブル席に案内された。
やれやれ、ようやく席に座れるといったところか。
店内には、おでんがありました。
テーブルの上には、神明のこだわりとポイントカードの案内がさりげなく置かれています。
席に座ると店員さんが玉子のサービス券を私に渡していった。
これは嬉しいサービス。
だがこれを使うと言うことは、再訪しなければならないということ。
つまり味次第。
はてさて、再訪するに値する味か!?
と思っていると着丼!!
麵屋神明の家系とんこつラーメンを食べてみた
やって来ましたよ!
スープは見た目にも濃厚そうで、「綺麗な豚骨スープに醤油が混ざっているんだな」と思わせる見事な色をしている。
ラーメンの具材は、
- 海苔3枚
- ネギ少々
- ほうれん草少々
- シナチク少々
- 豚バラチャーシュー1枚
- プラス、トッピングのうずら
家系ラーメンの正しい姿で登場してますね。
これは萬来亭越えを期待できるかも!?
「いただきまーす!」
まずはスープを一口。
何と説明していいのかわからない色合いです。
「ほーう、なかなかクリーミーで優しい味わい。」
素直に「美味しい」と思う。
優しい豚骨の風味が口から鼻に抜けていい感じ。
家系ラーメンにしては柔らかく、風味豊かなスープ。
とんこつラーメンの麺
次に、麺を一口。
中太麺がもちもちで美味しいですね〜。
このもちもちの中太麺が意外にもスープに絡んでいい感じ。
「ストレートにうまいっすね〜。」
とんこつラーメンの具材
チャーシューは箸で掴んでも崩れないシッカリしたものになっていて私好みな感じだ。
味は強くないがスープとの相性がいい。
うずらは味付けされていないが、レンゲに乗せスープと一緒に食べると絶品である。
総合的にバランスのいいラーメンだと思った。
ファーストコンタクトでは高評価だ。
だが、食べ進むに連れて私に異変が起こった。
麵屋神明のとんこつラーメンを食べた感想まとめ
最初に優しくて美味しいと思ったこのラーメンだが、食べ進むに連れて、
「何か物足りない」
と思うようになってしまった。
物足りないとは、つまり、
「パンチがない」
ということだ。
家系ラーメンの魅力の、一つは「高い塩分」だ。
この高い塩分が脳内のエンドルフィンを全開にさせ、捕食者を中毒にさせる。
しかし、このラーメンにはそれがない。
塩分が優しすぎて私のエンドルフィンが全く出てこないのだ!
だから、中盤にかけて食べ進めると、優しすぎるスープに飽きてしまい、物足りない感じになってしまった。
とりあえず完食はしたが、どこか物足りなさを感じさせる一杯という印象だった。
総合的にはうまいと思うが、惹きつけるものは無かったラーメンでした。
決して不味くはないが、萬来亭には遠く及ばないですね。
ごちそうさまでした。
豚骨ラーメンとライス大180円。
海苔にスープを浸してご飯に巻いて食べるとやはりうまい。
家系ラーメンのおいしい店
麺家神明 大府半月店 店舗情報
【電話】0562-44-3601
【住所】愛知県大府市半月町1-110
【営業時間】 11:00-15:00 17:30-深夜0:00(L.O.15分前)
【定休日】 火曜日