蒲郡市にお店を構える「だし•麺 未蕾」といラーメン店に伺いました。
この店のしょうゆラーメン(だしそば•しょうゆ)は感動するラーメンでした。
久しぶりにクリティカルヒットしましたね!
蒲郡市に遊びに行ったなら、絶対この「だし•麺 未蕾」でラーメン食べなきゃダメですよ!
それでは感動するラーメンの食レポをどうぞ。
- 蒲郡ブラックの名店がまさかの閉店!未蕾へシフトチェンジ!
- 未蕾の店構えは?
- 店内もオシャレ!
- メニューはシンプル
- しょうゆラーメンの味に感動した!
- 叉焼やシナチク味は?
- 和え玉の威力は凄まじい!
- まとめ
- 店舗情報
蒲郡ブラックの名店がまさかの閉店!未蕾へシフトチェンジ!
所要のため蒲郡市へ行きました。
相変わらず海と山が美しい静かな町です。
若い頃は蒲郡市によく遊びにきていましたが、最近は全く訪れていなかったので、用を済ませた後は、あのラーメンを食べようと思っていました。
あのラーメンとは蒲郡ブラックと呼ばれるラーメンなのですが、これが絶妙な醤油辛さでクセになるんです!
若い頃、この蒲郡ブラックをガンガン食ったので、今回もコイツをガツンと入れようと思っていましたが、生憎とお目当ての店である「きくや飯店」が閉店に…
蒲郡市の絶対王者ラーメン店、ベスト•オブ•ベスト蒲郡ブラックラーメン店のきくや飯店がなくなるなんてありえない!
せっかく蒲郡市に来たのに、ショックすぎて思わず、
「えっ!マジで!」
「最強の支那そば食べられんのかいっ!!」
と1人で叫んでしまいました。
すっかり意気消沈してしまった私は、若い頃にガンガン食べた支那そばが食べられないことで酷い抜け殻状態に…
そして、きくや飯店が閉店した今、蒲郡市に残された他のラーメン店はどこも似たり寄ったり。
これで蒲郡でラーメンを食べることは無くなってしまった…
これでもう蒲郡市とはサヨナラか…
そんな感じで哀しさを一人漂わせていましたが、お腹も空いていたので一応ネット検索でラーメン店をリサーチ。
すると、「だし•麺 未蕾」なるラーメン店が美味いとのことだったので、とりあえず試すだけ試すことに。
しかし、ここが天国への入口だったとは、この時の私には想像もできませんでした。
未蕾の店構えは?
ナビの案内通りに未蕾へ向かうと、店を見つけられずに一旦スルー。
スルーの理由は店構え。
写真の通り、どう見てもラーメン屋には見えなかったので、店の前を通った際、ここはカフェか雑貨屋だと思って見つけられなかったのです。
しかし、2度目に店の前を通った時、ウェイティング客の多さからピンと来て、ここが未蕾だと確信し、無事発見。
ですが、今度は駐車場を見つけられずに2度目のスルー。
3度目にゆっくり店の前を通ると、店の隣に脇道発見。
「店のすぐ横の奥にあったのねー」
ということで、ようやく車を止めることができました。
店内もオシャレ!
無事に車を止めた後、少し並んだのですが、意外にも早く入店。
店内は店構え同様、カフェか雑貨屋という雰囲気でかなりオシャレ。
席はテーブルもカウンターも座敷もアリですが、座れる人数は少な目。
席もインテリアも凝ってて、なんか異空間に来た感じ。
他のラーメン店とギャップがありすぎて、
「本当にここでラーメン食べるの?」
って感じになりました。
こういう系の店は、私の経験から言うと美味いか不味いかのどちらかでハッキリと分かれる。
果たして、この未蕾は如何に!
メニューはシンプル
カウンター席に座ると、カウンターの中から店員さんに注文を聞かれたので、私は、即答で叉焼麺(チャーシューメン)のしょうゆをオーダー。
メニューは至ってシンプルで、ラーメンは、
だしそば(しょうゆ・しお)900円
叉焼麺(しょうゆ・しお)1200円
の2種類でした。
まさしくシンプル勝負なので、これは期待高まります!
ちなみに、見慣れない「和え玉」というものがあったので、店員さんにどんなものか確認すると、味のついた替え玉ということで、そのままでもイケるものだという。
ちょっと変わっていたので当然そちらもチョイス。
私が選んだ和え玉は、「台湾和え玉」一玉350円。
この「台湾和え玉」という響きが既に間違いない感じなので、迷わずこれ一択でした。
期待を込めて着丼を待ちます!
しょうゆラーメンの味に感動した!
数分待つと、カウンターに叉焼麺が着丼。
美しい!実に美しい!!
この見た目は完璧な中華そばやないか!
完全に意表を突かれた。
変化球来るとおもってたら直球のストレート。
「この店構えからこれは反則だろ!」
って感じになったが、これは期待できるフォルム!
期待がマックスに高まったところで、それでは早速スープを一口。
「うっ!こっ、これは…」
「うまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーいっ!!!!!!!!」
何という衝撃!
スープがめちゃくちゃ深い!
旨みがスゲー!
芳醇な醤油の旨みと出汁の旨みがミックスされて、究極のハーモニーを奏でている。
出汁はおそらく魚介系だが、臭みもなく醤油を旨味を最大限に引き出してますね。
出汁自体もしょうゆに負けていない強烈さで、塩分濃度もジャストな濃さ。
このラーメン箸がとまらねぇ〜!!!!!
塩分は標準よりやや塩気を感じる程度ですが、その塩分濃度がエンドルフィンを大量に放出させ、ヤミツキを演出。
中毒性のある優しく深い味わいという完璧なコンビネーションで、天国へ行くほど脳が美味しく感じる!
このスープは、名古屋市中川区の紫陽花のしょうゆラーメンをはるかに超えてますよ!
しかも麺がまた美味い!
加水少なめの博多豚骨ラーメンのような麺ですが、コシと歯応えがあり、これがこのスープによく合う。
最初は、
「何だこの麺?」
って感じで、すごく違和感がありましたが、なぜか食べるごとにスープと私の味覚にフィットしてくる不思議な麺。
食べ進めるごとに
「あっ!そういうことだったんだ!」
って、スープとの相性を確認させられて、すごく美味しくなってくる。
しかもスープと麺の奥行きと調和を感じるごとに「これは優しい日本そばなのでは?」と感じてしまう懐かしさと上品さも併せ持つ芸術的な味。
とても懐かしくてクラッシックなスープと小麦を感じる麺の調和が神レベル。
このしょうゆラーメンかなりのものですよ。
最初は衝撃を受けるスープの深さを感じた後、食べ進むごとに「日本人に生まれてよかった」と思わせる優しくて懐かしい味わいに変化する。
こんなの食べたことない!
間違いなく私の中でランキング上位のしょうゆラーメンになりました。
叉焼やシナチク味は?
叉焼は普通に美味しい。
しっとりホロホロジューシーで、口の中で程よい食感を残して消えていく。
味もしっかりとついているけど、麺とスープのハーモニーを壊さない程度で抑えられています。
個性が強いわけではないので、単品での力はそこそこ。
シナチクはしっかりとした太さで、叉焼同様それ自体に強い味わいはないですが、食感がいいですね。
ふとすぎす、細すぎずで、箸休めに食べたい感じ。
未蕾のしょうゆラーメンでは、どちらかというと叉焼やシナチクは脇役的な印象ですね。
それぞれは主張はしておらず、ひっそりとしていますがラーメン自体のレベルアップに一役買っているといった感じです。
個人的には、中華そば華丸のような一品一品が主張するのが好きなのですが、これはこれでアリですね。
有ってもそれほど主張していないが、無ければ無いで悲しい。
そんな感じの構成ですかね!
和え玉の威力は凄まじい!
芸術品のラーメンをある程度食べたら和え玉の出番です。
この和え玉はそのままの状態で、まぜそば感覚で食べてもいいし、ラーメンのスープに入れてもよし。
私は、半分はそのままでいただき、もう半分はスープにぶち込んで食べましたが、これもヤバかった!
超絶的な技巧で作られた芸術的なしょうゆラーメンの味わいの後に台湾ミンチのジャンキーな味わいを楽しむ!
これぞ至福のハーモニー!
この台湾和え玉は、想像通りのピリ辛さで、味もしょうゆベースのほぼ想像した通りの味わいでした。
まさしくまぜそば感満載です。
でも、それがイイ!
このジャンキーさがいいんです!
ちょっとだけいつもの食べ慣れた台湾まぜそばの味より上品さが際立っていますが、これも美味かったわー!
未蕾最強過ぎて言葉もないわ!
ここは蒲郡市No. 1のラーメン屋と言っても過言ではない。
このの実力は本物です!
ちなみに和え玉をスープに入れると、また味わいが変わって美味いですよ!
あれだけ上品だったスープが尖った味わいにチェンジして、後を引く味に仕上がっています!
これも美味い!
まとめ
未蕾のしょうゆラーメンには超感動した!
久々にしょうゆラーメンで感動させられました。
これは何年かに一度出会える間違いないしょうゆラーメン!
完成度がヤバすぎる!
これ食べたら蒲郡ブラックの文化はもう終わったようなものではないかと思う。
これからは未蕾の「蒲郡だししょうゆ」でいいんじゃないかな。
名物になるぐらいうまいと思います。
今後も絶対リピートしまくりですね!
ごちそうさまでした。
店舗情報
だし・麺 未蕾
【住所】愛知県蒲郡市本町1-25
【電話】0533-55-6010
【営業時間】
月曜(昼のみ)火曜(昼のみ)木曜日から日曜
昼11:00-14:00 夜17:00-20:00(lo19:30)
【定休日】月曜と火曜の夜、水曜日終日が定休日
【駐車場】有り(店の東側を奥へ入ると数台駐車場有り、他にも付近に有り)
【その他】
インスタあるみたいです。
https://instagram.com/dashi_men_mirai?igshid=YmMyMTA2M2Y=
※店舗情報は変更となる場合があるので、参加として下さい。