「減酒のススメ『断つ』から『減らす』へ 。アルコール無理なく抑制」
という記事を日本経済新聞で見つけました。
あまりに、タイムリーな話題(昨日、妻に酒を控えるよう言われたばかりで・・・)に思わず読んでしまい、アルコール漬けの私としては、耳が痛くなりました。
最近、妻が本当にうるさい心配してくれるので、少し気をつけたいと思います。
食べるのが大好きという方の中には、私のようにお酒も大好きな人も多いはず。
なかなかやめられない気持ち、控えられない気持ちは十分わかります。
ですが、家族のためにも健康でいたいので、少し気をつけて酒量を減らしたいところです。
この記事を目にしたあなたも、減酒に挑戦してみませんか?
減酒のすすめとは?
ここで、日本経済新聞の抜粋を少し載せておきます。
お酒をやめるのではなく、うまくつきあいながら健康を維持しようと、アルコールの摂取量を減らす「減酒」の動きが広がっている。
ある医療機関が無理なく飲酒習慣を見直す専門外来を開設したところ、多くの人が受診。
企業や行政が注目するなか、専門家らは「家族のためにも」と減酒を勧める。 日本経済新聞
減酒外来、なるものがあるんですね。私は初めて知りました。
禁煙外来に続き、やはり一人でやめるというのは難しく、専門家と共に減酒をすすめた方が効果的なんでしょうね。
もちろん、禁煙外来のように、完全にやめる必要はないので、禁煙にくらべれば、減酒は比較的成功しやすいものでしょうね。
それでいて、健康への効果も期待できそうですね。
お酒の飲みすぎががもたらすデメリット
- 呑みすぎて酒の席でまずいことしてしまう
- 肥満になりやすい。
- 健康を害する。
- 出費がかさむ。
- 朝起きられないなど体調不良によって仕事に支障が出る。
思いつくだけでもこのようなデメリットがあります。
思い当たる方もいるのではないでしょうか?
かくいう私は・・・ほとんど当てはまっていそうです・・・。
少し、控えなければいけませんね・・・。
呑みすぎて酒の席でまずいことしてしまう
大酒飲みには、このような経験をされた方も多いのではないでしょうか?
お酒を飲むと、理性の抑制が難しくなります。
普段、我慢していたことが、ついタガが外れて言ってしまったり、やってしまったということもでてくるでしょう。
これは、取り返しのつかないことをしてしまうこともあるので、本当に気をつけなければいけませんよね。
酒で人生狂ってしまう前に、減酒をしましょう。
肥満になりやすい
お酒を飲むとどうしても、何かつまみが欲しくなるものです。
お酒自体は太りにくかったとしても、一緒に食べている食事があなたを太らせます。
ヘルシーなもの食べてるからといって安心してはいけません。
お酒を飲んでいるとどうしても食べる量が通常より多くなります。
本当だったら、夜遅くに帰宅して、軽くご飯と味噌汁。
一品のおかずでも十分なんです。
なんたって、後は寝るだけなんですから、必要とするカロリーは少ないんです。
究極、食べなくたって死にませんよ。
味噌汁一杯飲んで寝て、翌朝、朝食をちゃんと食べればいいんですから。
とはいってもお酒をすぐにはやめられませんよね。
それなら、せめて呑む量を減らしましょう。
そうすると、食べる量も自然と減っていきます。
そのうち、特にダイエットなどしなくても、体重も減っていきますから。
余談ですが、男性の肥満の多くは食べ物による肥満です。
食生活を気にするだけでも、十分痩せていくんです。
しかも、痩せるスピードも速いので、お酒を飲んでいる人で痩せたい人は、まず減酒からはじめてみてください。
健康を害する
これは、よ~くご存知ですよね。
あれほど世間で言われてますし、そういったデータも豊富です。
生活習慣病の人の中には大酒飲みがいるというのも、よくある話。
説明するまでもないですが・・・。
これは、あなた一人の問題ではないということが大事です。
酒飲みには、自分が病気になっても平気だから、好きなだけ飲むという人はいます。
ですが、病気になって一番困るのは、あなたではないんです。
あなたが病気になって一番困るのは、あなたの家族です。
奥さんがいる人は、奥さんが一番困るんです。
「お酒の飲み過ぎが原因となる身体の病気」
これらの病気になったら、あなたよりも奥さん、子供がいれば子供が困るんですよ。
そのことわかっていますか?
困るというより、もっといえば迷惑なんです。
何もしてないのに、病気になってしまったら・・・同情しますよ。
ですが、自分で好きなだけお酒飲んでいて、それが原因で病気になって、妻や子供に迷惑かけたら・・・。
ま・・・離婚されてもしかたないですよね・・・。
って、自分でいいながら、怖くなってきました・・・。
本気で、減酒しなければ・・・・!!
医療費もかさみます。
医療費の7割は税金ですよ。
そりゃ、政府も減酒にむけてがんばりますよね。
やめろ!とは言いません。
私だって、やめられないし、やめるつもりはありません。
ですが、今後は家族のためにも控えます。
出費がかさむ
これはもう言うまでもないですよね。
お酒を飲まない人は酒代がかかりません。
お酒を飲む人はかかります。
やめれば、その分お金は浮きます。
浮いた分、子供の習い事のひとつもできるかもしれませんよね。
朝起きられないなど体調不良によって仕事に支障が出る
お酒を飲むとどうしても、熟睡ができません。
それによって、慢性的な睡眠不足にもなります。
呑みすぎて二日酔いということもあるかもしれません。
そのような状態で仕事に臨み、しっかりとした成果がはっきできるとは思えません。
自分でもわかっていますよね。
たまたま飲まなかった日に感じる体調の良さ。
冴えた頭でする仕事は、能率もよくはかどるでしょう。
休みの日であれば、飲んだ翌日はいつも昼まで寝てるという人もいるかもしれません。
午前中の頭の回転は昼の二倍、夜の三倍と言われます。
その貴重な時間をあなたは無駄にしているのですよ。
それも、すべて飲みすぎのせいなんです。
ここまで、デメリットを並べてみて・・・
私も本気で減酒しなければと思いました。
妻にも協力を頼んで、減酒します!
このブログに誓います!
で、痩せます!!
減酒の方法とコツ
では、実際にどうやってお酒を飲む量を控えていったらいいのか、そのやり方とコツを紹介します。
- 休肝日をもうける
- だらだら飲まない
- レコーディング減酒
休肝日をもうける
毎日、お酒を飲んでる人は、せめて、週に一回でもいいので、お酒を飲まない日をもうけてください。
ここは、固い決意と手元にまったくお酒を置かないことでクリアしてほしいところです。
お酒を目にすれば、飲みたくなるんです。その気持ちはわかります。
で、どうしても飲みたくなったら、ノンアルコールを飲んでください。
なので、週に一回だけは、お酒を飲んではいけないと、禁止事項にすると、人間はしんどくなって続かないので、週に一回はノンアルコールを飲むということにするんです
今のノンアルコール飲料は、なかなかすぐれものですよ。
なんとなくお酒を飲むことが習慣になっている人には、週に一度のノンアルコール日はおすすめです。
最初は、美味しいと思えないかもしれませんが、それも慣れですからね。
そのうちノンアルコールも悪くないと思うようになりますから。
だらだら飲まない
呑み始める前に、その日に飲む量を決めておくのです。
たとえば、缶ビールなら一本だけ。
日本酒や焼酎なら1合だけなど。
で、そのあとに、飲みたくなっても、飲めないようにするんです。
たとえば、家に余分な酒を置いておかない。
その日に飲む分しか買わない。
呑む分を出したら取り出しにくい場所にしまい込む。
などです。
だらだら飲むのは、目の前にお酒がすぐ手に入る状況だからです。
一旦、席を立ったりして、リセットすることで、理性が働き今日はこれでおしまいにしようと思うものです。
家族の協力が得られるなら、協力をしてもらうのがおすすめです。
ひとりでは、なかなか厳しいですからね。
アルコールを飲むとのどが渇きます。
体はアルコールを分解するために、水分を欲します。
すると、つい目の前にあるお酒を飲みたくなるんです。
これがだらだら飲みの原因でもあるんです。
ですので、一日の分を飲み終わっても、どうしても飲みたかったら、ノンアルコールを飲むようにしてください。もしくは、炭酸飲料でもいいです。
だらだら飲みの歯止めになりますよ。
ここで、止められず、お酒を買いに行くようになったら・・・まっすぐ減酒外来にいってください。
専門家の手を借りる必要があります。
レコーディング減酒
レコーディングダイエットってありますよね。
それと同じで、その日に飲んだお酒を記録するんです。
まあ、お酒のんでこんなことするの面倒に思うかもしれませんが、1か月間の酒量が一目瞭然となります。
また、そのお酒にかかった金額も出ますから、そういった意味でも記録するというのは減酒に役立ちますよ。
家族の協力が得られれば、記録してもらってもいいですよね。
写真に収めるでもいいでしょう。
減酒のもたらす効果(メリット)とは!?
減酒することでさまざまな良い効果(メリット)があります。
- 健康になる
- 痩せてくる
- 疲れにくくなる
- 朝の目覚めがよくなる
- 家族と円満になる
ある意味デメリットの反対ですね。
説明するまでもないですね。
家族と円満になるというのは、
例えば、仕事帰りに飲んで帰っていたのをやめて、早々に帰宅すれば、自然と家族と過ごす時間も増え、会話も増えるでしょう。
無駄なお金も減りますし、それだけでも奥さんの機嫌はよくなるでしょうね。
まあ、時々、早く帰ってこられると困るというパターンもありますがね・・・。
朝の目覚めが良ければ、一日を無駄にせずにできます。
朝から仕事に精が出ますし、子供を遊びに連れて行ってやることも苦にならないでしょう。
酒は百薬の長といいますが、何事も過ぎれば毒、ほどほどが大事ですよね。
まずは、週に一度のノンアルコールデーから始めましょう。