今回ご紹介するのは、愛知県安城市にある超人気ラーメン店「豚骨 大岩亭」です。
この大岩亭は、日本一濃厚なラーメンを食べられるラーメン店ということで、度々メディアから紹介されている有名店。
その濃厚なラーメンは一部のコアなファンから絶大な人気を誇り、連日長蛇の列だとか。
というわけで、私も大岩亭に行って
日本一濃厚な「レンゲが立つラーメン」を食べてきたのでグルメレポしたいと思います!
大岩亭のある場所はどこ?
日本一濃厚なラーメンを提供する「大岩亭」は、JR東刈谷駅の南東、その駅から歩いて10分から15分程度の場所に存在します。
店舗の近くには「緑町一丁目」という信号交差点があり、店舗の東隣にはアップル刈谷店があります。
また、大岩亭の店舗は独立して存在しておらず、長屋造りの建物の一角に大岩亭がテナントとして入っているという形になります。
ただし、テナントとして入っていると言っても店の外観は超ド派手。
長屋だとからと言って、目立たないお店と思ったら大間違いで、黄色い看板が大岩亭の存在をしっかりとアピールしております。
看板の手書き感満載の文字が、ラーメンと店主の濃厚さを物語っていますねぇ。
大岩亭に駐車場はある?
大岩亭には駐車場があります。
他店との共同駐車場ですが、約10台くらいは駐車することができ、この規模のお店にしては駐車スペースがある方だと思います。
ただし、ランチタイムには駐車スペースがすぐに一杯になってしまうので、時間帯を間違えると駐車できずに空き待ちの状態になってしまいます。
それとこの駐車場は、来店するお客さん達が結構無理して駐車するので、接触事故にはくれぐれもご注意下さい。
大岩亭の店内の様子は!?
私が店に到着したのは、開店時間の午前11時より少し前でしたが、既に大岩亭はオープンしていたのでそのまま入店。
幸いにも行列は無く、車は最後に残った一台分のスペースにギリギリ駐車できました。
大岩亭の店内に入って驚きました。
はっきり言って汚いです!
すっごい臭いがします!
特に臭いがヤバイです!
豚骨系ラーメン店の臭いをさらにハードにした感じの臭いが鼻を攻撃してきます。
店内に入った瞬間
「うおっ!なんだこの臭いは!」
と思ってしまうくらいヤバイ臭いがするんです!
今まで嗅いだことのない臭いに鳥肌が立ってしまいました。
後程、この臭いとドロドロラーメンの臭いが一緒だとわかりましたが、それまでは得体の知れないハードな臭いに怪しさ全開。
内装もボロボロで、壁紙が剥がれ、床が薄汚れていたり等、とにかくヴィンテージ感がハンパないっす。
ちなみに、座席については思ったほど数がありません。
席数が店の広さに比例していない感じで、かなりアンバランスな印象を受けました。
厨房の前には無駄に広いスペースがあるのに、そこは「お客が店主を撮る為の撮影スペース」みたいになってて、そのスペースには座席が一つも無い。
ホントによくわからんお店ですね。
大岩亭のメニューは?
今回食べたのは、日本一濃厚なラーメンと言われている
「大岩ラーメン特鳥 1000円」
このほかにも数種類のラーメンがあります。
特鳥シリーズの他に普通のラーメンもあり、餃子もあります。
今回は特鳥シリーズをいただきましたが、次回来店する機会があれば普通のラーメンも食べてみたいです。
レンゲが立つ!大岩濃厚ラーメンの味は!?
入店してすぐに大岩ラーメン特鳥を注文した私は、しばらく席で待機し、店内を観察。
店にはラーメンマニアみたいなオーラを放つお一人様連中が席でスマホをいじっております。
一人ラーメンはかなりの玄人。
やはり大岩亭はマニアックな店なのかと思い若干緊張していると、今度は厨房の方から、突然
「はあぁぁぁぁぁーーーーーいっ!!!!!」
という奇声が!
うおっ!びっくりした!
かなりの迫力に驚いてしまった私は、この奇声で数秒固まってしまったが、次の瞬間、これが噂に聞く店主のパフォーマンスだと気がつく。
なんでも、ここの店主は麺が茹で上がるとデカイ声で叫ぶのだとか。
こんな店主のパフォーマンスで驚いた後は、また店の観察を継続。
するとテーブル上にゴマと紅生姜を発見。
サービス品があるのはポイントが高い。
それに個人的に紅生姜はかなり好きなので嬉しい限り。
再びテンションを上げてラーメンを待ちます。
だがしかし、15分経ってもラーメンが着丼しません。泣
遅いとは聞いていたけどここまで遅いとは・・・。
そして、待ちくたびれて20分以上経過した頃、不意に、
「はあぁぁぁぁぁーーーーーいっ!!!」
という店主の奇声が聞こえたかと思うと、ようやく大岩ラーメン特鳥が着丼!
「すっ、すげぇ・・・」
臭いもヤバイ・・・。
いつものように、美味そう!とか言えないフォルムと香り・・・。
濃厚は分かるけど何なの!?これは!?
めっちゃまずそうやん!
得体の知れないドロドロの何かがラーメンどんぶりにぶち込まれている。
どっ、泥?
クリーム?
カレー?
そして凄いのが臭い!
店の中の臭いと一緒やん!
でもまあ、何だかんだ言っても人気メニューだから美味しかったりすると思うから、とりあえず食べてみましょうか…
というかまずはレンゲを刺してみましょう!
ブスッ!
おおっ!見事に立ちました!
ネット上の写真通りだ!
見事な刺さり具合に、感動した私は、勇気を出して実食。
まずはドロドロスープを一口。
滑らか且つザラッとしたものが舌の上で躍る。
一瞬背筋が凍りつく・・・。
やっ、ヤバイ!
「マズゥーーーーーーーイッ!!!!!」
なんだこれ!
クサすぎて食えねぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!!!!!
これは美味しくない。
獣臭過ぎて食えないというか、今まで体験したことのない味とニオイに即ギブアップ。
何と言っても臭いがダメでした。
ドロドロスープを口に入れると店の中に充満している臭いをダイレクトに感じすぎて、気持ち悪くなってしまいました。
確かにスープ自体の旨味は強く感じますが個人的には本当に無理で・・・。
何か「塩味の効いたクサイ汁」をすすっているようです。
とりあえず、残さず食べましたが、もうあと少し多ければ、気を失うところでした。
再訪しても特鳥は二度と注文しません。
ちなみに、隣の席に座った中年の男性も私と同じ大岩ラーメン特鳥を食べていたんですが、その男性は満面の笑みを浮かべながら、
「うめぇ〜。」
と呟いていたので、これが美味しく感じる人もいるみたいです。
じゃなければ人気もでませんもんね。
でも私は絶対無理!
それでは一応解説していきます。
ドロドロ濃厚スープ
これが強烈。
麺に絡むとかそういう次元じゃないですね。
何て、解説していいかわかりませんが、とにかく濃厚というか、若干ザラザラしててうまくないんですよ。(骨が入っているのかな?)
調べたところ、豚の骨髄、鳥のコラーゲン、魚介系を煮込んだスープらしいのですが、私には、獣すぎて合いませんでした。
具体的な例が思い浮かばないのですが、このスープの味と食感は、「いわし団子をすり潰してクリーム状にして魚粉加えて、濃厚な動物性の粉末出汁に絡めて塩味を効かせた感じ」です。(例えがよくわかりませんが、あくまで私個人の見解)
麺
麺は中太の縮れ麺という感じでした。
写真の通りスープが絡んでます。
今回、麺は固めでオーダーしたのですが、茹で加減はグッド。
麺自体の味は特段良いというわけではないのですが、充分食べれるレベルの麺でした。
ただドロドロ濃厚スープが絡むと…
ノーコメントとさせていただきます。
チャーシュー
ドロドロ濃厚スープの中から細かいチャーシューが発見されましたが、スープに汚染されており、自体の味はよくわかりませんでした。
でもとりあえず、チャーシューと呼べるものであることは間違いないです。
大岩亭の店主
テレビで何度も取り上げられている方のようで、撮影にはパフォーマンスで答えてくれる面白い方でした。
動画の撮影にも応じてくれてたので、お客さんが喜んでました。
私も思わず、
「写真とらせて!」
と言ったら↑のようにキメポーズをしていただけました。
面白くて本当に良い方です!
今後とも元気でラーメンを作り続けて下さい。
大岩亭のまとめ
今回、日本一濃厚なラーメンという
「大岩ラーメン特鳥」
を頂いたわけですが、はっきり言って私の口には合いませんでした。
辛口評価になって申し訳ないですが、正直なところ無理です。(ごめんなさい。)
ですが、私の知人友人の中には、このラーメンを食べて「美味しい!」と絶賛している人もいます。
一概にこの「大岩ラーメン特鳥」が美味しくないラーメンだと非難している訳ではないのでご理解ください。
あくまでも個人的な見解なので、許してください。
大岩亭の日本一濃厚なラーメンを食べてみたいと思った人は、是非お店に行って食べてみてください。
特鳥は、その人の味覚にフィットすればヤミツキになると話題なのです!
事実、私が食べている途中から特鳥目当てのお客さんがどんどん店に入って来ました。
それに、特鳥以外の普通のラーメンも美味しいらしいので、濃厚なのが苦手な人は普通のラーメンを食べてみてください。
私も再訪の機会があれば、普通のラーメンを食べてリベンジを果たしたいですね。
興味を持った人は是非大岩亭に行ってみましょう!
大岩亭の店主は、非常に面白い方なので、一度行ってみる価値はありますよ!
ごちそうさまでした。
大岩亭の店舗情報
大岩亭
【住所】愛知県安城市緑町1-16-9
【営業時間】
昼 午前11時から午後2時
夜 午後5時から午後9時
【定休日】 月曜日、年末年始、お盆
【駐車場】有13台 (店舗前に共同駐車場あり。理髪店前も駐車可能。)