からみそラーメンふくろうの誕生秘話(?)をまずは紹介しよう。
新横浜ラーメン博物館にある「龍上海」。
ここの味噌ラーメンの味に惚れ込んだ「からみそラーメンふくろう」の店主は、山形県にある龍上海本店で修行を積む。
そして、修行を終えた店主が名古屋で渾身の一杯を作り上げた。
それがふくろうの「からみそラーメン」だ。
これが食べたくて、名古屋の玄人グルメ人は今日も「からみそラーメンふくろう」の行列に並ぶのだ。
今回は愛知県・名古屋市共にNo.1の味噌ラーメンを提供する
「からみそラーメン ふくろう」のグルメレポをお届けします。
はじめに言っておくが「からみそラーメンふくろう」はめちゃ美味いぜ!
ひさびさに感動しました。
- からみそラーメン ふくろうのある場所
- からみそラーメン ふくろうの駐車場
- からみそラーメンふくろうに到着
- 「からみそラーメンふくろう」の店内へ!
- 店内の席数はどのくらいあるの?
- 超芸術的な 「からみそチャーシュー麺」到着!
- そしてついにからみそラーメン実食へ
- からみそラーメンふくろうのラーメンを評価
- 裏技・からみそチャーシュー丼!
- からみそラーメンふくろうのまとめ
- からみそラーメンふくろう店舗情報
- 味噌ラーメンのおいしい名古屋の店
からみそラーメン ふくろうのある場所
「からみそラーメン ふくろう」は、名古屋市北区、アピタ名古屋北店の南「辻町2」信号交差点の南西にあります。
住宅と商店が入り混じる地区で、こんなところに美味しいラーメン屋があるなんて誰も思わないような場所です。
「からみそラーメンふくろう」の立地は良く、公共交通機関の市バスや地下鉄でもスムーズに行けて便利です。
最寄駅は市バスが「辻本通」か「上飯田」、地下鉄が「上飯田」で1番出口から10分かからないくらいで到着します。
からみそラーメン ふくろうの駐車場
有名店は駐車場が少ないというのがセオリーですが、ここは違いますよ。
なんと「からみそラーメンふくろう」の駐車場は5台もあります!
店の裏に一台駐車スペースがあり、その他の駐車場は店の前の通りを100メートルくらい南に行ったところにあります。
砂利の駐車場ですが、こんなに駐車場があると嬉しいですよね。
ちなみに違法駐車、無断駐車はやめましょう。
↑マナーを守って駐車して下さいね。
↑店舗裏の駐車場一台分
↑店舗から南方約100メートルの月極め駐車場4台分
もし駐車場が空いて無かったら?
大丈夫です!
なんと、「からみそラーメンふくろう」の店舗の前はコインパーキングなんです!
お値段も60分200円とかなりリーズナブルになっていて、「からみそラーメンふくろうの客目当てで作ったんじゃ無いか?」というくらい、わざとらしい位置にあります。
↑からみそラーメンふくろうの店舗前から撮影してます。真正面にコインパーキングがあるんです。
↑値段もリーズナブル。
からみそラーメンふくろうに到着
今回のターゲットである「からみそラーメン ふくろう」に着いたのは開店30分前だった。
中川区の「紫陽花」の時の様に、駐車場が無くて困らない様に自宅を早目に出たのが功を奏し、楽々駐車完了。
しかもウェイティング客はおらず、私が1番乗りだった。
「1番ゲットだぜ!」
↑この「先頭」看板に並ぶんですね。
「 からみそラーメンふくろう」の外観は?
外観はシンプルで趣もあって、非常に好感が持てました。
美味しいラーメン屋さんの店構えって感じでオーラが出てます!
暖簾と看板もいい味出してて、さらに人気ラーメン屋さんらしい引き戸が上品さを醸し出してますね。
それに、メニューが壁に貼り出されているのもありがたいです。
全部のメニューが表示されているわけではありませんが、待っている間に大まかにチェックできるのが素晴らしい。
個人的には、店の前に置かれている盛り塩に店主のひたむきさが伝わってきました。
↑オススメのラインナップですね!
↑この辺は当たり前ですね。
「からみそラーメンふくろう」の店内へ!
一番に到着した私は、一通り撮影を終えると先頭の看板前で待機。
店舗の中から漂ってくる「何とも言えない懐かしいラーメンの匂い」を嗅ぎながら、からみそラーメンふくろうの開店を心待ちにしていると、午前11時5分を過ぎた頃から他の客達も現れ出した。
開店時間が近づくにつれて、お客さんがどんどん集まってきて、いつの間にかすごい行列が完成。
「早目に来てよかったぁ〜。」
と安心していると、開店五分前くらいに店主の奥さんらしき女性が出て来て、
「とりあえずラーメンの注文だけ取らせて下さい。」
と言って我々からラーメンの注文を取り始めた。
私は奥さんの不意打ちに一瞬焦ったが、反射的に
からみそチャーシュー麺 1200円
をオーダー。
予定通りのラーメンを注文出来てよかったと思ってホッとしていると開店時間になった。
私は一番に店内に入ると、まずは出入口左の券売機で食券を購入。
さっきオーダーした数量限定の
からみそチャーシュー麺 1200円
とランチタイムのサービスライスを注文。
サービスライスは50円で大盛りにできるので迷わず大盛りに!
みそラーメンを食べる時には、傍にライスがなければ美味しさが半減するので、ライスはたっぷり注文するのがラーメン通。
これで準備万端です。
↑「券売機を撮影させて下さい」とお願いすると、奥さんが快く承諾してくれました。接客も非常にいい店です。
店内の席数はどのくらいあるの?
食券を購入した私は店内右奥のカウンターの淵に着席。
着席して、店主の奥さんに食券を渡すと、私はいつもの様に店内の雰囲気を観察。
店内はラーメン作りの音だけが響く空間でした。
お客さんも無駄口を叩かず、じっとラーメンの到着を待っているので、店内はとても静かで心地よい雰囲気。
座席は少なめで、カウンターのみ8席。
待ち席は4席あり、店の所々に「ふくろう」の置物が置いてあって、非常に感心しました。
また、店内の壁にはサイン色紙やラーメンアワードのプレートなどが飾ってあり、この店のレベルの高さがわかります。
さて、どんな芸術作品が現れるのか楽しみです。
↑数々のタイトルを取ってますね〜。
超芸術的な 「からみそチャーシュー麺」到着!
着席してから10分程度で待ちに待った「からみそチャーシュー麺」が降臨!!
これはヤバイ!
ラーメンが光り輝いてる!
ダメだ眩しすぎる!眩し過ぎて見ていられない!
だが、目を閉じても味噌の柔らかい香りが私の嗅覚を刺激してくる。
こんなに美味しそうなラーメンは一宮市の「華丸」以来か…。
とにかくもう、完璧な姿で言葉を失いました。
これは食べなくても
「神レベルの美味しさ」
で間違いない事が一発でわかりました。
そしてついにからみそラーメン実食へ
素晴らしきラーメンに合掌した私はついに実食に入った。
まずは、分厚いチャーシューを少しずらし、スープを一口。
「あぁ…感動…」涙
今まで出会った事のない「甘くて深い、それでいて優しく濃厚な味噌の味わい」に思わず感動してしまった。
激ウマな味噌が、魚系と動物系のハイレベルな出汁に完璧に適合している。
程よく濃厚なスープは、舌や喉に変に絡む事なく旨味だけを残し、スッと体の中に入っていくのがいいですね。
最高の味噌スープだ。
これは美味いを通り越してるよ!
スープで感動した後は麺を頂く。
箸で掴んだ麺はツルツルに輝いて見えます。
これを口の中へゆっくりと運ぶ、
「ぐおっ、う、うますぎる…」涙
ツルシコの麺が口の中でスープに絡んで暴れまわる!
「ああ、もうダメだ!美味すぎるもん!」
ボキャブラリー少ないから美味いとしか言えない自分にイライラする。
「もっといい表現があるはずなのに!」
この味は愛知県No. 1の味噌ラーメンで間違いないと思いますね。
だって、このからみそラーメンに比べたら「銀のくら」とか「八龍」の味噌ラーメンなんて全く相手にならんですよ。
月とスッポン、美女と野獣ですよ!
一口でヤミツキになったわ〜。
「からみそラーメンふくろう」はやはり神レベルのうまさだった。
チャーシューもラーメン同様に絶品で言うことなし!
チャーシューは硬くもなく、柔らかくもなく丁度いい食感。
私の大好きな系統のチャーシューで、過去最高レベルに美味いチャーシューだった。
一口食べて「生きてて良かった」と思った。
こうして、常に感動しながら「からみそチャーシュー麺」を食べ進んだ私は、半分くらい食べ終えた段階で、遂に「赤く光るから味噌」を溶かし始めた。
から味噌がスープに広がって行くと、ラーメンが本性を現した。
さっきまでの優しい味とは一転して、尖った味に変化してきた!
だが、このトガリが新たなるうまさを引き出し、からみそラーメンが最終形態へと移行した。
「この辛味がたまらん!これもうまいぜ!」
一杯で2杯分楽しめるラーメンに大満足。
しかし、本当の戦いはここからだ!
私は最後に禁断の大技を繰り出すことにした。
その技の名前は
「ラーメン雑炊」
この芸術的なスープにライスをぶち込んだらどうなるのか?
そんな疑問と誘惑に誘われ、チャーシューを二枚残した状態のスープにライスをイン!
蓮華で優しくかき混ぜながら、ライスにスープを染み込ませる。
そして、ライス全体がスープに馴染んだら一気に食べ尽くす!
これもうまかった!
個人的には「はなび」の追いメシ超えたわ。
「はなび」より濃厚さは劣るけど、出汁の深みがたまらないんです。
一心不乱に食いまくって即完食。
腹一杯。
最後までたまらなく美味いチャーシュー麺でした。
からみそラーメンふくろうのラーメンを評価
スープ
程よく濃厚で、優しくクリーミーな味噌の味がする。
味噌が出汁の主張に負けておらず、バランスに優れたスープだ。
出汁は動物系の豚骨、鶏ガラと魚介系の煮干しそれに根菜類などが使われ、味噌は各地の味噌をブレンドしているとの事。
今まで食べてきたどの味噌ラーメンのスープより美味いと思いました。
食べる時の注意点としては、蓮華で軽くスープを混ぜてから食べるのがよいでしょう。
どうしても味噌が下に沈んでしまうので、出汁と味噌の味わいが不揃いになるからです。
ちなみにライスとの相性も抜群!
麺
「多加水太平打ち麺」という麺が使われており、ツルシコでコシも充分にあって喉越しはよい。
スープとの相性は抜群で麺の縮れがスープを上手くキャッチしています。
噛むほどに味が出て、麺本来の美味しさを味わえる美味しい麺ですね!
多めに口の中に入れるとそのうまさをダイレクトに感じる事が出来るでしょう。
通常で麺の量が180グラムというボリューム。
チャーシュー
三河もち豚のチャーシューは絶品!
トロトロでは無く、しっかりと肉の食感が感じられる秀作。
チャーシューの厚さは5ミリから1センチの間位で、丁度いい歯応えを演出します。
それに、何と言っても脂身の旨みが凄い!
甘いんです!
臭みや脂の嫌な絡みは一切なく、厳選された豚肉が使われているのが分かりました。
豚バラ肉の旨みと食感を閉じ込めたチャーシューは、そのままでも充分な美味しさを持っているが、スープに浸して食べるともう一段階ギアが上がる!
ライスとの相性も抜群で、チャーシューをオカズにライスが進みます。
こんな美味いチャーシューは久々。
今度はライスにチャーシュー乗せてスープを少しかけてチャーシュー丼にして食べてみたいですなぁ。
メンマ
細切りメンマが数多く盛られているが、メンマ自体の味付けやコシはさほどない。
個人的には、しっかりと味付けされた太めのメンマが好きだが、これはこれでありだと思います。
味付けが薄いので、スープや麺と絡めて食べると美味しいですよ。
からみそ
魚介系?の旨みがしっかり詰まってて、スープに溶かして食べるとスープが引き締まります。
辛さはそこそこで、いいアクセントになりますが、味噌スープの旨味を感じたい人は後半以降の投入をオススメします。
チャーシューに少し付けて食べても美味しいです。
ライス
お昼は小ライス一杯無料。
プラス30円で中ライス
プラス50円で大盛ライス
に変更できます。
大盛りは結構量があるのでお得です。
なると
味は普通にナルト!
ラーメンの美しい飾りになってます。
裏技・からみそチャーシュー丼!
この裏技は単純ですが、個人的には結構好きです。
まずは、からみそチャーシュー麺の味玉トッピングとライスを注文しておきます。
そして、ラーメンとライスが着丼したら、ライスの上に適量のスープを垂らし、その上にチャーシューを重ねる。
仕上げに味玉とからみそを適量乗せれば、
「特性からみそチャーシュー丼」
のできあがり!
好みは分かれますが、これがシンプルにうまいんですよ!
からみその量を調節すれば、自分好みのからみそチャーシュー丼が楽しめます。
やってみる価値ありです。
からみそラーメンふくろうのまとめ
「いつか食べたい!」
と思っていたふくろうの「からみそラーメン」は、今まで食べたどんなラーメンよりもうまかった。
私はいつも「感動するラーメン」を探し求めていたが、この「からみそラーメンふくろう」で遂にそのラーメンと出会うことができた。
ここのラーメンには、「職人の魂」と「神の存在」を感じましたよ。
しかも、この「からみそラーメンふくろう」さんは、ラーメンの味以外にも、接客や清潔感も100点。
居心地のいい素晴らしいラーメン店でした。
「からみそラーメンふくろう」さん!
本当に 素晴らしいラーメンをありがとうございます。
これからも美味しい「からみそラーメン」で感動を与え続けて下さい。
ごちそうさまでした。
食べ終わって外に出てみるとこんな状態でした。
超人気店ですね。
からみそラーメンふくろう店舗情報
【電話】052-325-5454
【住所】愛知県名古屋市北区辻町2-32
【アクセス】
地下鉄・名鉄 上飯田駅1番出口より徒歩8分
市バス 辻本通より徒歩1分
【営業時間】
昼の部 11:30~15:00
夜の部 18:00~21:00
※スープ無くなり次第閉店となります。
【定休日】 月曜日夜の部 火曜日 水曜日
【駐車場】 あり。専用駐車場5台分 道路向かいにコインパーキングあり。